夕暮れの札幌を歩く。

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ゲストハウス開業から半年がたち、日々スケジュールや時間に追われながら過ごす日々を送っています。みなさんお元気でしょうか?

今日は大畑くんに御願いして半休を頂き、午後から街を巡っていました。いきたいカフェ、建物、イベントスペース。どれも初めての訪問でフレッシュな気持ちになり、気分転換できました。その後夕方7時くらいから、非常に遠回りをして、ゆっくり歩いて宿に帰りました。

・夕暮れの中、歩く街

6月になり、ずいぶん日が長くなった札幌。刻一刻と空の表情が変わるトワイライトの時間に、一人で普段降りない駅から、初めて通る道を使って宿に帰る。とてもゆっくりと。時計はみませんでした。

気になる路地があれば、道をそれ、そこに面白そうなお店をみかけたら、調べてみる。その繰り返しは、初めての街を歩く旅人の行動パターンそのままで、わかったつもりでいた札幌がとても新鮮で魅力的に見えました。気温も比較的おだやか、日曜日なので、あまり人も出歩いていませんでした。なんだか別の世界に迷い込んだような、そんな錯覚すらあります。とても不思議な経験で、なかなか形容しがたいものがあります。

・いままでを振り返る時間が流れる。

そうこうしながら歩いているうちに、ふと、過去がフラッシュバックしました。最初は札幌を出た17歳の頃のこと。東京の工事現場で汗を流す傍らで下校途中の高校生が通ります。当時は高校中退を決断した自分に自信を持っていましたが、その光景を見ると、なんだか悲しい気持ちになったことを思い出しました。

やがてバックパッカーとしてアジアを放浪するようになります。濃い旅を終えて、帰郷し、満足ぎみに、家に帰りますが、そこで待っていたのはいつもの日常です。実際には何も変わっていない。「まだお前はなにも成し遂げていないだろう」父親が言った何気ない言葉が今も頭の片隅に残っています。

次に頭をよぎったのは、開業を決断した時のこと。大畑と二人で、話し合って決めました。二人で面白いことをやりたいということをいつもどこかで考えていました。ただ、さらに言えば、お互いがそれぞれ自分の将来に対してなんらかの憂慮があり、「どこかで現状を変えなければならない」という焦燥感もあったのかもしれません。

やがて、宿ができて、運営しているという事実を改めて受け止めました。たったひとつの小さな宿ですが、それでもひとつできたのだ。ということ。何かを「成し遂げた」のだ、ということをようやく理解しました。現状を肯定的に見ることは、成長が止まることにつながると思っていたので、あえて直視していませんでした。

最後に湧いてきたのは、大畑くんに対する感謝です。こうしてのんびり歩きながら、過去を振り返る時間があるのも、安心して任せられる相棒がいるから。2人で行う事業はときに、意見のすりあわせなどが必要になり、面倒に感じる時もありました。でも、苦しみも喜びも分かちあえる相棒がいるということがどれほど素晴らしいことなのか、ふと、心の中に落とし込むことができた夕暮れです。極端な話、お金や事業や、その他もろもろを手放しても、大畑くんだけは失いたくない、そんな気持ちになりました。お金を稼ぐ方法は100万通りあるかもしれませんが、大畑くんを取り戻す方法は、そう多くないと感じたからです。

 

・宿にもどり、夜が更けていく。

 

宿に戻ると、新しい看板が設置されていて、一階ラウンジではシカのツノや流木の装飾に勤しむ大畑とタカくんの姿がありました。とても素晴らしい空間になっており、驚きと喜びがありました。

早速大畑くんを宿の外へ連れ出し、タバコを吸いながら、今日のことを話しました。けっしてうまく言葉が出てきたわけではありませんが、最後まで話しを聞いてくれました。

「大事だよね、その気持ち!」

まとまりのない、断片的な心情の吐露を理解してくれて、とっても安心しました。今日は仕事をせずに、この気持ちを胸に床につこうと考えています。そうして、いつまでも忘れないように、このブログにしたためました。なんてことはない一日の、特別な体験でした。

みなさんも、ぜひ、裏路地を歩いてみてください!

 

 

 

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札幌のゲストハウス「Social Hostel 365」ついに完成!

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前回告知していた札幌にゲストハウスをつくろう計画。遂に完成!
札幌・すすきのエリアという最高の立地、プライベートがしっかりと保たれたドミトリールーム、そしてダブルサイズで開放感のあるベッドなどなど、魅力が目白押し。是非札幌にお越しの際はご利用下さい。

※(札幌の人が利用しても、もちろんOK!)

ベッド内には、クリップライト、棚、コンセントを配置。

共有部には高速Wifiと無料のお茶をご用意。窓からはまっすぐ道路が伸びていて、見晴らし最高だ。
夜にはすすきののネオンが眺められる場所。それでいて少し離れているから周りは静か。

オオハタと2人で、この日を夢見て来た。遂に実現できたことが本当に嬉しい!
最高の宿にしておこう。開業秘話に関しては、のちのちブログ内でアップ予定。

開業にあわせて、このブログの右下に「予約ボタン」も設置した。
必要に応じて使ってね!

・INFO

札幌市中央区南5条西9丁目 365ビル2階
Social Hostel 365
ドミトリールーム男女共用 3650円(連泊、リピーターは3000円になります)

 

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札幌ゲストハウス「Social Hostel 365」工事開始

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#札幌にゲストハウスを開業します!

 


ブログでの報告がスゴく遅くなってしまったけど、2014年12月目標でゲストハウス開業準備、工事が本格化してます!

場所は札幌市中央区南5条西9丁目365ビルの2階。現在突貫工事中。読んで字のごとく突き抜けるように作業中。

まだまだ懸念することも多い(許可くんとか消防さんとか)けど、相棒のオオハタ共々現場に寝泊まりしながらなんとかかたちにしようと思う。


#コンセプトは「ソーシャル」

 

ゲストハウスの名前とロゴも決定した。「Social Hostel 365」は、全国初の交流型ゲストハウスとして運営予定。

というのも、旅人同士が交流できる場所としてゲストハウスが存在している中、そこに地域の人も交ぜて「ソーシャル」な空間にしてしまおうと考えたんだ。

もうただの宿泊施設じゃない、まったく新しいサードプレイス(自宅でも職場でもない場所)になると思う。

いまアイディアを落とし込んでいるので、近日この場で発表しよう。しばしお待ちを!

 

#Facebookページ、仮ホームページを開設中。

 

現在、工事日記を綴るためのウェブサイトを作ってあるので、チェックして欲しい。これは後日公式ウェブサイトになる予定のアドレスでもあるのでブックマークもお願いします笑。


札幌ゲストハウス「Social hostel 365」

FBページもあるので「Social Hostel 365」で検索して欲しい。

さて、工事に戻ります!!

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僕が二ヶ月間ブログを更新しなかった理由(ワケ)

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#すっかり存在をスルーしていた!

 

最近かなりバタバタだった。最近ブログ書いてないな〜と思いつつ、「いや、執筆している場合じゃないだろう」と、その存在を意図的にスルーしていた。

 

ちょっと気持ちに余裕が無かった部分もある。すこしだけ一段落したので、これからちょくちょく更新して行こう。

 

#2ヶ月間やっていたこと。

 

ゲストハウス開業に向けて、物件を探しているところで記事は止まっていた。実はその後、良い物件を紹介してもらうことができ、一気に仕事が降りてきた。

 

具体的には、資金集め、営業許可関連の調査、内装業者や建築士さんとの打ち合わせなどなど。オオハタが工事などハード面を。ソウイチが資金調達や運営に関するソフト面を分担して仕事している。

 

どの仕事もスムーズに進む訳もなく、勉強ばかりの日々だ。

 

#先週は倉敷に研修へ

 

「外国人が行きたくなるニッポン・グリーンツーリズム」というインバウンド関連のセミナーが倉敷で開催するので参加してきた。3泊4日で勉強もびっしりだったけど、これが大収穫。

 

西日本で絶大な人気を誇る倉敷ゲストハウス「有隣庵」のオーナーさんや、面白い個人ツアーを開発しまくっている北海道宝島旅行社の鈴木さん、地域の魅力を発掘しまくっているスゴ腕コーディネーター福井さんなど、蒼々たる面々がスピーカーに登壇。

 

「これ、地元でやりてー!」ってアイディアばかりだった。どんどん生かしていこうと思う。

 

#倉敷はとても良いところ

 

初めての岡山・倉敷だったけど、スゴく素敵な場所。古い街並の残る景観地区は雰囲気たっぷり。実際に人が住んでいるから、夜は早めにひっそりとなるんだけど、その中を散策するのがまたイイ!

 

地区内古民家を改装したゲストハウスが有隣庵。もう、ロケーションが抜群なんだ。おかげで少ない自由時間の中でも有意義な時間を過ごすことができた。

 

夜は同じ宿のゲストさんと、近くにある90歳を超えるおばちゃんが番頭をやっている国宝級の激渋な銭湯「えびす湯へ。空間すべてが1960年くらいでアップデートを辞めたレトロ感が、最高にシビれた。

 

ゲストさんも、普段あまり絡みの無い、九州や四国、中国地方の人ばかり。

 

「しまなみ海道は気持ちいいよ」とか「直島の銭湯もヤバい」とか、「尾道も行きな」とか、北海道にいると人づてには入らない情報がダイレクトに来て、「あ、行ってみたい」ってなった。

 

しまなみも直島も、正直ネットで調べはついている。けどなんだろうな〜、口コミで聞くと、訴求力が圧倒的というか。一ヶ月くらい旅したくなる。

 

気温も台風一過で25度くらいまで上がり、道民の僕は上機嫌だった。

※道民は気温とテンションが特に比例する傾向がある。

 

#旅は終わり、仕事が始まる。

 

今月中旬から、現場の解体が始まる。自分たちでは、大変な部分もあるけど、仲間が増えれば、もっとスムーズに行くかもしれない。そのためにも「これからは、情報をどんどん発信していかなきゃ」と考え、ブログ再開の運びとなった。

 

場所はすすきの。まだまだ仕事は山積みだけど、ひとつづつこなして行って、オープンまで行ければ嬉しい。

 

手伝ってくれる人募集中なので、興味のある方は問い合わせフォームまで!

 

 

 

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【TED x Sapporo 2014】 心を揺さぶる植松努さんのスピーチ

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2014年7月に行なわれたカンファレンス「TEDxSapporo」

今年も様々な業界の人が登壇し、たくさんの刺激を貰った。

今回紹介したいのは、北海道・赤平の片田舎で、産業用マグネットを作る傍ら、ロケット開発を続ける会社「植松電機」の植松努さん。

一見して、作業着姿のおっちゃん、という印象の植松さん。てっきりロケット開発の話をするとばかり思っていたけど、ほとんどその話はせず、語ったのは「思いは招く」ということについて。

 

最前列で話を聞いていたけど、会場からはすすり泣く人の声が聞こえてきた。

今回の動画は、ひそかに人気を呼び、動画再生回数がどんどん増えている。

講演の後、全日空ホテルで行なわれたレセプションに植松さんも出席。たくさんの人が植松さんに一言でもお礼を言おうと、たくさんの人々が押し寄せていた。

水もご飯も手をつけずに2時間、ひたすら耳を傾けて話を聞いている光景をみて、「この人本当にスゴイ!」と心の底から思った。

 

「どーせ無理」

 

世の中から、この言葉を失くせば平和になる。

 

「だったらこうしてみれば?」

 

世の中がもっと良くなるかもしれない。

 

 

ちょっと辛くなると、ふと見返してみる動画だ。有難うございます。

 

いつか挑戦することを辞め、諦めることを覚えてしまった全ての大人たちにささげる、心洗われるスピーチをご覧あれ。

 

 

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